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マレーシア当局は7日、同国政府系ファンド「1MDB」の関連企業などがナジブ首相の個人用とみられる銀行口座に7億ドル(約860億円)の不透明な資金を送ったとの米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を受け、捜査チームが関連が疑われる6口座を凍結したと発表した。ナジブ首相は1MDB設立の旗振り役で、同ファンドの顧問委員会の委員長を務める。
捜査チームを構成する省庁を代表し、警察長官、中央銀行総裁、法務長官、汚職摘発委員会の委員長の連名で書面を発表した。捜査チームが2銀行から関連書類を押収したことも明かしたが、凍結した6口座の名義や銀行名は伏せ、ナジブ首相の口座を含むかどうかも公表しなかった。同首相は8日、弁護士を通じてWSJに記事の意図を問う手紙を送り、14日以内の返答を求めた。
WSJは先週、7億ドルの資金がマレーシア政府機関や1MDB関連企業などを経てナジブ首相の口座に流れたことを示す当局の調査資料を入手したと報道した。7日には銀行の送金依頼書や資金の流れを示したチャートを調査資料として自社のウェブサイト上で公開した。
1MDBは巨額の負債を抱え資金繰りに窮しており、当局が1MDBの経営体制に対する調査を進めている。