リーバイスと世銀グループの国際金融公社、労働環境などの向上を目指し、衣料品サプライヤーに金銭的インセンティブを提供へ
posted by No Name Ninja
at 12:47:40 │
EDIT
リーバイ・ストラウス&カンパニーが、世界銀行グループの一員である国際金融公社(IFC)と協力し、発展途上国の衣料品サプライヤーに対して環境、健康、安全、労働に関する水準を改善する金銭的インセンティブを提供する計画を発表した。
この新しいサプライヤー支援プログラムは、11月8日にニューヨーク市で開催されたILO/IFCの「Better Work Buyer(ベター・ワーク・バイヤーズ・フォーラム)」で発表されたもの。IFCのグローバル・トレード・サプライヤー融資(GTSF)プログラムは、衣料品サプライヤー向けの段階的価格設定の短期融資で、リーバイ・ストラウスの環境・社会監視システムの下で優れた実績評価を挙げた借り手には低コストで提供される。このプログラムは特に、労働、健康、安全、環境面での成果を測定するリーバイスのタームズ・オブ・エンゲージメント(TOE)評価で高いスコアを得たサプライヤーにインセンティブを与えるもの。サプライヤーのTOEスコアが高いほど、GTSFプログラムが提供する融資コストを削減できる。 IFCの製造・農業関連産業・サービス担当ディレクターのAlzbeta Klein(アルジェベータ・クライン)は、「これまでの経験を通じて、健全な環境的・社会的管理と優れた財務的実績は相互に関連することが分かっている。リーバイ・ストラウス&カンパニーは、金融機関と協力し、順守意識の向上策としてサプライヤーへ金銭的インセンティブを直接提供する、世界初の大手バイヤーとなる」とコメントしている。 PR