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自産省の構想は、イギリスの環境食糧地域省(Department for Environment, Food and Rural
Affairs, Defra)の考え方に倣ったものである。この新しい行政機構は、2001年6月、旧農業水産食糧省(Ministry of Agriculture, Fisheries and Food, MAFF)、日環境交通地域局(Deoartment of Environment,Transport and the Regions, DETR)、それに内務省(Home Office)の一部が合併して設立された。
理由は、MAFFが口蹄疫の蔓延に十分対処できなかったとの反省カからである。Defraの主な政策目標は「持続可能の開発」(sustainable development)である。
それは、「世界の全ての人々が基本的な必要を満たしたうえ、未来世代の生活の質を犠牲にすることなく、より豊かな生活の質を享受できる種類の開発」と定義される。1国の行政機関が、「世界のすべての人々」を対象にするという、このような広大な目標のもとに組織されたことは、まさに画期的と言うべきだろう。
同省が管轄する範囲は、農業と環境、持続的開発、気候変動・大気汚染への対応、自然環境保護、動植物・農業地域の保護育成など、かなり広い。